念願の新築一戸建て購入!!気になる費用は?購入時や購入後の費用もチェック!

念願の新築一戸建て購入!!気になる費用は?購入時や購入後の費用もチェック!

憧れの新築一戸建て。でも心配なのは費用ですよね。マイホームの購入を考えたい。でも、今の貯金と収入で買えるの?と心配ですよね。実際何にいくらかかるの?いつまでに必要なの?買ってから払うお金は?ここでしっかりとチェックしましょう。

念願の新築一戸建!気になる費用大公開!!

大きく分けて3つの費用が必要

物件価格

土地の価格と建物本体の価格を足した税込金額になります。土地には消費税は課税されませんが、建物には課税されます。そこから頭金を引いたものを住宅ローンで借入する形が一般的です。

頭金

住宅ローンを減らすために現金で支払うお金です。今は頭金0円で購入できる物件がありますが、頭金がいらないからといって、本当に0円で購入できるわけではなく、諸費用というものが必要になってくるのです。

諸費用

家を買う時に必要な税金や、手続きにかかるお金のことです。金額目安は物件価格の3〜7%。物件価格が3000万円の場合は7%で210万円もかかる計算になります。諸費用も一括でローンを組める場合もありますが、基本的には現金で支払います。金額は物件の条件や不動産会社によって変動しますが、頭金とは別にこんなにお金が必要になってくるのです。

購入時に必要なお金

申し込み時に

契約の段階でもたくさんのお金が必要になってきます。購入したい物件が決まり、購入したい!と不動産会社に伝えたらすぐに必要なお金が申込証拠金です。申込証拠金とは、購入したいという意思をしめす予約金のこと。2〜10万円程度で、不要な物件もあります。

申し込み1週間後に

いよいよ売買契約を結びます。その時に必要なのが手付金と印紙税。手付金は物件価格の5〜10%と漠然とした決まりがある一方、現実的には100万円を手付金にするケースが多いようです。

引渡しまでにキャンセルをしなければ、物件価格の支払いに充てられるので、頭金と同じように思えますが、契約が成立しましたよ。という証拠金の役割があるので、頭金が0でも手付金は必要なんです。

家の引渡しまでに必要なお金

仲介手数料

不動産会社に「良い物件を見つけてくれた」ことに支払う成功報酬。物件価格の3.24%+6.4万円が上限という決まりがあります。物件が3000万円として100万強です。契約の時と決済・引渡しの時に半額づつ支払うのが一般的ですが、不動産会社と物件の取引の形によって、手数料がいらない場合もあります。

ローン借入諸費用

ローンを組む際にも事務手数料、保証料が発生します。万が一のための火災保険、団体信用保険料の支払いがあり、火災保険は長期一括での支払いなので、まとまったお金が必要になります。金額はローンの種類や、金融機関によって変わってきます。

登記登録費用

登記登録とは、この土地は自分のものだということを公的に認めてもらうための手続きです。そのための建物調査や、手続きのための司法書士への報酬なども含まれます。

その他必要なお金

水道管をひくための水道負担金。諸費用の中には含まれていないけれど、もちろん引越し業者に頼むのならば引越し代、そして新しいおうちの為のカーテンや照明器具、カーペットなどの購入資金も必要になってきますよね。(独)住宅金融支援機構から発表された新築購入の際の耐久消費財の平均購入額は175万円になります。

家を購入したあとに必要なお金

不動産取得税

建物や土地を取得するとかかる税金のこと。引渡しの半年から1年半後の忘れた頃に納税通知書がきます。毎年払うものではなく、購入後1度きりです。床面などの一定条件を満たす新築住宅には軽減税措置も受けられます。金額は地域によって異なります。

団体信用生命保険

住宅ローン借り入れの条件として加入が必要。ローンを借りた人が亡くなった時や高度障害になった時に金融機関が残りのローンを支払ってくれるという保険になります。年額0〜10万円が目安で、フラット35の場合は借入をしたローン残高によって保険料が変わってきます。

火災・地震保険

必須の火災保険と違い、地震保険は任意ですが、大きな地震に備えて加入を考える人が増えています。1〜5年の契約更新ごとの支払いで、都道府県や住宅の構造などで変わってきます。

固定資産税

毎年1月1日に土地や建物を持っている人に対してかかる税金です。1年に1度、納税が必要です。土地と建物それぞれの評価額によって決まるので、金額も所有している場所や建物によります。

収入に見合った物件の金額は?

頭金とローンの目安

頭金は物件価格の2割、ローンは年収の5倍までが無理なくローンを返済していける目安とされています。

頭金0円住宅って?

頭金0円で購入したい!

最近よく見る新築一戸建て、頭金0円の文字。でも諸費用は現金で支払わなければいけないんじゃないの?と思いますよね。でも諸費用も含めたローンもあるので、手付金は必要となりますが、頭金なしで購入することもできる場合もあります。

利息による負担

仮に3000万円の物件を頭金0で購入した場合、固定金利2.5%とした場合、35年ローンで返済額が4500万円を超えて、利息で1500万円支払うことになってしまい、返済負担は大きくなります。

買い方はそれぞれ

だからといって、0円住宅が悪いわけではなく、今は手元にお金を残しておきたい。金利が安い今購入をしたい。賃貸に払い続けるよりも購入に踏み切りたい。そう思って購入する人もたくさんいるので、まずは住宅相談会などでファイナンシャルプランナーさんに相談してみるといいかもしれません。

ポイント

貯金は全部頭金・・なんて考えていたら、物件価格以外にも、契約や保険のために、こんなにたくさんのお金が必要だったんです。ライフスタイルの多様化に伴って、住環境のスタイルも、買い方も、いろいろな形があります。貯金がないし、まだ先のこと・・と思わず、今から展示場や相談会に行って、しっかりと相談をして不安を解消しましょう!

不動産の基本情報