引越し予定の人はチェックするべし!引越しの費用と節約するコツも教えます!

引越し予定の人はチェックするべし!引越しの費用と節約するコツも教えます!

就職や進学、転勤などで新居に移る場合、当然のことながらお引っ越しをしなければなりません。新しい生活が始まるわけですから何かと物入りですよね。少しでも節約を考えた場合、真っ先に浮かぶのが引っ越し費用なのでは?どうやれば節約できるのかコツをご紹介します。

気になる引越し費用の相場!

実家から単身引越し

引っ越しの料金相場です。
通常期(5月〜1月)……繁忙期(2月〜4月)の順で平均金額を記載しています。

全平均:42,84円……48,552円
〜15km未満(同市区町村程度):34,018円……37,178円
〜50 km未満(同都道府県程度):35,183円……46,295円
〜200 km未満(同一地方程度):40,882円……45,260円
〜500 km未満(近隣地方程度):52,687円……56,144円
500 km以上(遠距離地方程度):62,652円……68,395円

実家から単身で引越しの場合、大型の家具、家電については新調につき、荷物が少ないという前提での料金相場です。実家から単身で引越しでも荷物が多い場合、一人暮らしの単身引越しの料金相場を参考にしてみてください。

一人暮らしの単身引越し

引っ越しの料金相場です。
通常期(5月〜1月)……繁忙期(2月〜4月)の順で平均金額を記載しています。

全平均:53,517円……66,011円
〜15km未満(同市区町村程度):45,245円……51,083円
〜50 km未満(同都道府県程度):44,985円……56,528円
〜200 km未満(同一地方程度):61,230円……68,325円
〜500 km未満(近隣地方程度):75,506円…87,419円
500 km以上(遠距離地方程度):94,066円…112,963円

夫婦2人の引越し

引っ越しの料金相場です。
通常期(5月〜1月)……繁忙期(2月〜4月)の順で平均金額を記載しています。

全平均:69,684円……88,346円
〜15km未満(同市区町村程度):60,341円……71,319円
〜50 km未満(同都道府県程度):65,319円……83,785円
〜200 km未満(同一地方程度):80,422円……94,260円
〜500 km未満(近隣地方程度):101,190円……131,095円
500 km以上(遠距離地方程度):151,415円……188,620円

3人家族の引越し

引っ越しの料金相場です。
通常期(5月〜1月)……繁忙期(2月〜4月)の順で平均金額を記載しています。

全平均:84,773円……110,800円
〜15km未満(同市区町村程度):72,317円……88,572円
〜50 km未満(同都道府県程度):81,984円……110,495円
〜200 km未満(同一地方程度):97,928円……124,051円
〜500 km未満(近隣地方程度):134,462円……160,969円
500 km以上(遠距離地方程度):185,653円……257,231円

4人家族の引越し

引っ越しの料金相場です。
通常期(5月〜1月)……繁忙期(2月〜4月)の順で平均金額を記載しています。

全平均:110,423円……142,396円
〜15km未満(同市区町村程度):95,423円……111,981円
〜50 km未満(同都道府県程度):110,196円……126,549円
〜200 km未満(同一地方程度):129,906円……177,044円
〜500 km未満(近隣地方程度):172,393円……223,476円
500 km以上(遠距離地方程度):216,670円……286,395円

5人家族以上の引越し

引っ越しの料金相場です。
通常期(5月〜1月)……繁忙期(2月〜4月)の順で平均金額を記載しています。

全平均:151,812円……194,114円
〜15km未満(同市区町村程度):136,021円……138,192円
〜50 km未満(同都道府県程度):151,015円……188,203円
〜200 km未満(同一地方程度):171,738円……218,784円
〜500 km未満(近隣地方程度):231,633円……283,595円
500 km以上(遠距離地方程度):295,641円……356,923円

知ってた?引越し費用算出方法

基本的な引越し料金の算出法は、「基礎運賃」「実費」「オプション料金」の合計で決まります。それぞれの算出法を理解しておきましょう。

時間

「基礎運賃」とは、引越し業者の約款に基づいて算出される運賃のことです。
国土交通省でもモデル料金を示しています。どの引越し会社もそれにならってだいたい同程度の料金となっているので、法外な金額になることはありません。
基礎運賃には、移動時間による「時間制」と、移動距離による「距離制」の2種類があります。
時間制の場合は、
基礎時間は「4時間」または「8時間」の2種類。1時間超過するごとに追加料金が発生します。

距離

距離制の場合は、基礎距離は100km(軽貨物業者は30km)。超過距離によって追加料金が発生します。

人件費

実費に含まれるのは、「人件費」「ダンボールや梱包にかかる資材費」「有料道路通行料」などです。
荷造り・荷解きや荷物の積み込み・積み下ろしなどをしてもらう作業員の人件費で、引っ越し作業員人
数分の作業料金がかかります。

交通費、資材費

高速道路などの有料道路を利用した場合、片道分を請求されることが多いようです。また、フェリーを利用した場合には、往復分を依頼主が負担するのが通例のようです。

オプション料金

「オプション料金」とは、「エアコンの取外し・取付け料金」「ピアノの運送料金」「不用品の処理」「ハウスクリーニング料金」など、引越しに付帯するサービスにかかる料金です。
引っ越し会社によって異なりますが、直接対応してくれる場合、あるいは引越し会社から専門業者に委託する場合があり、プランの内容によって料金は大きく異なってきます。

お得に引越しできる時期は?

引っ越し費用を少しでも安くしたいと思うなら、引っ越し日を考える必要があります。急な転勤や賃貸物件の退去日が決まっているといった場合や、その日にしか引っ越しができないという場合は仕方がないのですが、日にちがある程度自由に決めることができるのなら、安い時期や日時、時間を選べば安く引っ越しすることが可能となってきます。
では、同じ引っ越しで同じ量の荷物を運ぶのにどうして価格差が出てくるのでしょうか?

引っ越しが安くなる理由

まず引っ越し料金が安くなる理由は、引っ越し会社の業務の状態による要因が強いのです。
どういうことかというと、引っ越しも年中あるわけではなく、暇なときもあるわけです。すなわち、トラックが空いている、スタッフが余っているといった状態のときです。
引っ越し会社としてはトラックやスタッフを遊ばせておくよりも、引っ越し料金を安くしても契約を取るほうがいいと考えます。そのときが狙い目です。

では、それはいつなのでしょう?
引っ越し会社にもよるので具体的にいついつとは言えませんが、だいたいこの時期や時間、季節が閑散期という目安はあるのでそこを狙えば安くすることが可能となってきます。

春と秋は繁忙期

就職、転勤、大学進学などで新居に引っ越す人が急激に増えるのは春です。企業の人事異動もだいたい2月後半ころから始まり、3月がピークで、4月上旬くらいまで続きます。また、大学への合格発表がある3月には新学期に向けての引っ越しが盛んになります。
この時期は不動産会社も繁忙期で物件の流れがすさまじいのですが、同時に引っ越し会社もフル稼働となります。

マンションやアパートの前にはいつもどこかの引っ越し会社のトラックが荷おろししているという光景を見る時期なのではないでしょうか?
そんな忙しい時期に、わざわざ値引きをしなくても、次から次へと引っ越し依頼がくるので、料金を安くする必要がありません。

同じく9月、10月の秋も企業の人事異動発令の時期で転勤を伴っての引っ越しが出てくる時期でもあります。
逆に引っ越しシーズンが終わった4月の後半から夏にかけてはガクンと引っ越しする人が減るので、引っ越し会社は暇になります。
狙い目はこの時期です。場合によっては引っ越しシーズンの約半額ほどで安く引っ越しができる可能性があるのです。

冬の引越しがおすすめ♪

引っ越しに関する実態把握調査で、引っ越し費用が一番かかった月は3月でした。一方、一番低かった月は11月で、金額にして5万円もの開きがあったようです。
引っ越しするには、気候のいい時期やまとまった休みが取れる日を選ぶ傾向にあり、ゴールデンウイークや、夏休みはお引越し期間に充てる方が多いようです。

また12月は年末のお休みにあわせてお引越しをする方もいるようで、ざっくり言えば、12月を除く冬の引っ越しが一番お得になる可能性が高いと言えます。

休日よりも平日!

■月で考えた場合

賃貸物件の契約はだいたい月末まで契約を残すことが多く、その結果月末に引っ越す人が増えます。そのため、月で考えた場合、月末が引っ越し会社が忙しくなるという傾向にあり、上旬〜中旬は比較的安くなる可能性があります。

■曜日で考えた場合

引っ越しは基本的に昼間に行うことになります。そうなれば、仕事が休みの週末に引っ越しを予定、土曜日に引っ越しをして、日曜日に引っ越しの片づけをする計画をたてる方が圧倒的に多いでしょう。
そうなれば、土曜日は特に引っ越し会社は忙しくなります。しかし、日曜日の午後には意外と暇になるので、引っ越し料金が安くなる可能性があります。
土曜日以外の日曜日の午後から平日がいいようです。

午前よりも午後!

引っ越しには午前便と午後便があります。

午前便は朝一番から引っ越し作業をし、時間がきちんと決まっているため計画的に引っ越し作業を進めることができます。

一方、午後便は時間の指定ができません。午後便は一般にフリー便とも呼ばれます。
時間指定ができないので、引っ越しの予定を計画的に組むことが困難です。同条件で引っ越し料金を比べると、午後便は、午前便に比べて半額程度までなることがあります。
時間に余裕があり、安く抑えたいなら午後便のほうがお得ですが、引っ越し業者がいつやってくるかわからないというリスクを伴いますので、そこはしっかり検討したほうがよいようです。

六曜日も考慮にいれてみよう!

カレンダーに書かれている『赤口・先勝・先負・大安・友引・仏滅』のいわゆる六曜は、若い人はそれほど気にする人も少なくなってきましたが、年配の方はまだまだ気にする方も多いようです。
そのため、結婚式や祝い事は大安を希望する人が多いのと同様、引っ越しも「大安の日」にしたい、逆に「仏滅」は引っ越しを避けたいという心理があり、仏滅は引っ越し料金が安くなる可能性があります。

要チェック!引越し費用を節約するポイント

自分でできることは自分でやろう!

引っ越し費用の実費の中には人件費が含まれています。
なるべく引越しの費用を抑えるなら、荷造り・荷解きは自分でやったり、ダンボールなどはすべてを業者で用意してもらうのではなく、スーパーやコンビニなどでもらってくるなどして実費の部分を抑えるのも大事ですね。

荷物はなるべく少なくしよう!

引っ越しというイベントが断捨離をする絶好のチャンスです。普段、使わないけれどなかなか捨てられなかったもの、クローゼットの中で忘れさられて着ていない服など、こんなものもあったのか!?というものがたくさん出てくると思います。

断捨離とは、読んで字のごとく
断……入ってくる要らないモノを断つ
捨……家にはびこるガラクタを捨てる
離……モノへの執着から離れ、ゆとりある“自在”の空間にいる私
と定義づけられたもの。

引っ越しはこの“捨”の部分を実践できるいいチャンスでもあります。
本当に自分にとって必要なものか、そうでないかを見極めて不要なものは断ち切るようにしましょう。

大きな不用品はリサイクル業者に依頼しよう!

しかし、いらないものをガンガン捨ててしまうというのももったいないし、粗大ごみになるとお金もかかってしまいます。それに環境的にもよくないですよね。
発想の転換をして、捨てる前に「売る&あげる」ということから考えましょう。
自分が不要となったものでも、他の人にとっては欲しかったものということはよくある話です。
まずは、リサイクルショップや、時間があればオークションなどに出品するなどの方法も考えてみましょう。

また、大きいものはなかなか自分で運ぶのは大変です。リサイクルショップのほとんどは出張サービスを行っています。自宅まで現物を見に来てくれ見積りをとってくれますので、気軽に相談してみるとよいでしょう。
お住まいの近くにリサイクルショップがあるかどうか、検索してみましょう。

段ボール代を節約するのがコツ!

引っ越しするときに欠かせないアイテムがダンボール(梱包材)です。荷物のほとんどを段ボールに詰めてトラックで運んでもらいます。
引っ越し会社の中には段ボールがなく、専用のラックやケースに入れて運んでくれるところもあるようですが、割高です。

一般に段ボールは、引っ越し人数×15〜20個(大10〜15個、小5個)ほどが必要と言われています。
4人家族なら80個前後の段ボールが必要となるわけです。
段ボールについては、引っ越し会社によって異なりますが、大手から中小の引っ越し会社の場合は、○個まで段ボールのサービスがあります。

無料でもらえる段ボールの数は引っ越し会社によって違いますので、見積りのときに確認しておくとよいでしょう。
無料でもらえる段ボールで足りない場合は、有料で引っ越し会社に追加依頼するのですが、必ずしも、引っ越し会社の段ボールを使わないといけないということはありません。

段ボールなどは近くのスーパーやコンビニに相談すれば無料でもらえるところがほとんどなので費用を少しでも安く押さえたいなら、自分で用意したほうがよいでしょう。
また、自分で段ボールを用意できる場合、見積りのときに「ダンボールはこちらで用意できるので、その分、引越し料金を安くしてもらえませんか?」と、引っ越し会社に交渉してみる価値はあるかもしれません。

フリー便を利用しよう

フリー便とは、基本的に午後で、時間が何時になるかわからない便です。通常、引っ越しは午前便、午後便とあり、午前便は時間が決まっているので計画的に引っ越しを進めることができます。しかし、フリー便(午後便)は時間が読めず、待ち時間が発生します。

つまり、フリー便は引っ越し会社のスケジュールに合わせて動いているので、時間指定ができないということです。
その分、値引き幅が大きくなり、引っ越し料金が安くなる可能性が高くなります。
時間に余裕があり、引っ越し費用を安くしたいのなら、フリー便を利用するのもいいでしょう。

割引サービスをチェック✔︎

引っ越し会社によってはさまざまな割引サービスを行っています。引っ越し会社によって割引の種類や料金が異なりますので、どこがどんな割引サービスを行っているのかチェックしてみましょう。
ネットで申し込んだら割引になる、平日、早期申込、引っ越し待ち(引っ越し日を任せる)などなどで割引があります。中には半額ほど割引になるものもあるので確認してみましょう。

便利!一括見積もりサービスを利用しよう

引っ越しする場合に、この業者に決めているという方以外は、複数の引っ越し会社の見積りをとって引っ越し料金を比較してみるをオススメします。
インターネットの引越し一括見積りサイトを利用して、複数の引っ越し会社の見積りを取ってみましょう。
引越一括見積りサイトの利用は無料ですし、見積もりを取ったからといって必ずその引越会社に決めなければいけないということもありませんので安心して利用してください。

思い切って値引き交渉!

さて、ここからが本番。概算で自分の引っ越し費用がわかったら、今度は正確な引っ越し料金を出さないといけません。
いくつか候補の引っ越し会社に連絡し、訪問見積りや、電話でのやりとりで詳しい見積りを出してもらいましょう。

そして引越し料金の値引き交渉は必ずしなければなりません!
ほとんどの人が値引交渉をしてくるので、引っ越し会社も値引きを前提にした引っ越し費用(少し高め)を出してきます。

ここで必要となってくるのが、合い見積もりです。
家や車など大きなものを購入しようとした場合、1社だけではなく複数の業者から見積りをとると思いますが、引っ越しに関しても同じで、交渉する際は他の会社の見積りを引き合いに出して行うほうがいいでしょう。
引っ越し会社も少しくらい値引きしても仕事が取れるほうがいいのですから、値引交渉には応じてくれます。

近距離なら家財宅急便もあり

家財宅急便とは、大手運送会社のクロネコヤマトが提供しており、大型家具や家電製品など、自分で梱包が難しいものをひとつから運送してくれるサービスです。
方法は簡単、電話ひとつで自宅まで荷物を引き取りにきてくれ、梱包して届け先まで運んでくれます。

また届け出先では開梱、設置までを行ってくれるため、女性でも安心して利用することができます。
引っ越しプランを使うほど荷物がない単身者の引っ越しの場合、大型家具をらくらく家財宅急便を利用して運び、ダンボールを宅急便扱いで運搬したほうが安くなることがあります。

自力引越しって本当にお得?

引っ越し会社の見積りを見ると、結構高かったりします。単身の引っ越しの場合だと、これだったら自分でやったほうが安く上がらないだろうか?と考える方もいると思います。では、自力での引っ越しは本当にお得なのか検証してみましょう。

費用は0円じゃない!

自力で引っ越すとしても当然ながら費用はタダではありません。引っ越し会社に近距離での単身の引っ越しプランを立ててもらうとだいだい3〜4万円が相場のようです。
では、自力では何が必要なのでしょうか?

まず、荷物を運ぶためにレンタカーを借りなければいけません。レンタカーも借りる時間によって変わります。4〜5時間はかかると考えて見積もってみると、だいたい5,000円〜6,000円が相場のようです。車両を2tにすると、更に高くなり、6時間で10,500円程度になります。それにプラスガソリン代がかかってきます。

あと、段ボール代ですが、近くのスーパーで賄うとして、スーパーなどには置いてない大きいものを入れる大きな段ボールだけ購入したとしても、レンタカーとガソリン代、段ボールやガムテープ代などもろもろの経費を見込んで合計してみると、8,500円〜9,500円と1万円前後の経費は掛かると見込んでおきましょう。

損害補償ができない

やはり、引っ越し会社に頼むより、自力で行うほうが費用的には安く上がりますね。
しかし、この費用には損害補償が当然ながらついてません。もし、荷物を運ぶ際に落としたなどの場合は何の補償もないのです。

また、冷蔵庫や洗濯機やタンスなどの大きな家電・家具などはひとりで運ぶのは無理なので、友人や知り合いにお願いすることになります。
引っ越し作業は思ったより重労働です。もしかして、友人が手をすべらせて冷蔵庫などを落としてしまった……なんてことも考えられます。その際に友人に対して弁償してくれとは言いにくいものです。それにこれだけの重労働をお願いするわけなので謝礼も当然しなければなりません。
友人を1人、2人と応援に来てもらった場合、一人あたりの相場が5千円程度なので引っ越し会社に依頼するのと差がなくなってきます。

時間がかかる

そして、なにより素人がやることなので、要領を得ず、時間がかかってしまいます。また、万が一、お願いした友人がケガをしたりすれば責任を巡って深刻なトラブルにもなりかねません。友人との仲も気まずくなってしまいます。
慎重に考えて自力引っ越しを検討したほうがよろしいでしょう。

自力引っ越しならではの「ありがち失敗」談。

「大型家電を運ぶのに手間取った」
「予想以上に荷物が多かった」
「友人や家族に負担をかけてしまった」
「大量の段ボールの確保と処分を甘く見ていた」
「無理をして運んで家具などを壊してしまった」
「新居の壁や床にいきなり傷を付けてしまった」
「へとへとになり、しばらく体調を崩した」
「手伝ってくれる人がルーズで苦労した」
「階段をなめており、痛い目にあった」
「新居がいっこうに片付かなく、寝袋生活」

などの声があがっています。

軽貨物運送業者ってどうなの?

軽貨物運送業者とは!

自力引っ越しが難しそうで、でも少しでも安く費用を抑えたいという場合、選択肢に入ってくるのは、引っ越し会社ではなく、「赤帽」を利用するという方法です。

赤帽は、個人事業主で構成される運送会社の協同組合組織です。赤帽というブランドで営業している個人事業主のネットワークです。赤帽という会社ではなく、それぞれが独立した地域密着の運送会社ということになります。
全国の赤帽は赤帽のサイトで探せるので地域の赤帽を確認してみてはいかがでしょうか?

荷物が少ない人におすすめ☆

赤帽の標準的なトラックは350kgで引越し業者よりはやや少なめです。2台、3台と配車してくれることも可能ですが、3台出すと、大きなトラック1台のほうが安く上がります。荷物が多い方は大手の引っ越し会社に頼むほうが断然お得になりますが、荷物が少ない場合は安く抑えられる赤帽がオススメです。

人手は少ない

基本的に赤帽は、軽のトラックなので積載量は多くありません。また、基本的にドライバーが一人なので、積み下ろしなども含めて利用者が手伝う必要があります。安さの理由はここなのです。近距離なら1万円程度で行ってくれます。

長距離引越しを節約

トラック混載便

引越しや荷物運搬の長距離トラックは常に満載ではありません。実際のところ1/2〜1/3のスペースは空いている場合が多いのです。
このスペースをもっと有効活用出来ないかと考えられたのが「トラック混載便」なのです。
通常の引っ越しは「直通便」です。これは引越し荷物を初めから最後まで、同じトラックで運びます。

それに対して混載便は、複数の引っ越し荷物を1台のトラックで運びます。
また、引っ越しを終えて空になったトラックが戻るときに荷物を積みかえて運ぶものもあり、そのため料金はかなり安くなります。

ただし、混載便は帰ってくるトラックの荷物がいっぱいなるまで出発しないため、荷物が到着する日を確定することはできません。
長距離の引っ越しの場合、荷物の到着にあわせて急いで向かうのではなく、移動の途中にいろいろと観光をしたりなどゆっくりと新居に向かうという手もありますね。

コンテナ便

コンテナ便は、引っ越しの輸送を貨物列車とトラックの両方で行います。
長距離移動のほとんどは貨物列車を使って運ぶことになりますので、ガソリン代、高速代を節約することができるだけではなく、作業スタッフの拘束時間も減りますので、人件費カットにもつながります。

ただ、輸送に日数がかかるというデメリットがあります。
このコンテナ便も1件の引っ越し荷物だけではなく、他の引っ越し荷物や様々な荷物との積み合わせで輸送されるケースがほとんどです。
引っ越し業者が荷物を預かってから転居先に降ろすまでには、引っ越し車両、営業所、コンテナでの複数回の積み下ろしが必要で、最短で行った場合でも中2日か3日はかかってしまいます。この際に引っ越し荷物を紛失する、破損するといったリスクもあります。

航空便

スピーディーに引っ越しをしたいというのなら、航空便がオススメです。航空便とは、飛行機を利用した運送方法です。
荷物は旧居近くの空港で積み替えられ、飛行機で新居近くの空港まで空輸されます。
飛行機で運ぶため他の方法に比べ荷物の到着が早く、距離や荷物量、日時によってはトラック直行便よりも安価な場合があります。

ただし、空輸は重量で料金が決まるため、荷物が重いと料金がかさみます。荷物の少ない単身者にはオススメですが、荷物が多いと料金がかかってしまう場合があります。

大きい家電は現地で買おう!

荷物が多ければ多いほど引っ越し料金は高額になります。ここは慎重に荷物の量を検討しましょう。まず、持って行くのが当たり前と思っていた大型家電、家具など本当に必要であるかどうか……。家具など思い切って処分したほうがいいものはこの機会に見直すことが大切です。

また、家電についても10年以上経過しており、そろそろ買い替え時期にきているものは思い切って処分し、新居で揃えたほうが結果的には安くなる場合もあります。
持って行こうとする大型家具、家電がいくらの見積りなのか、購入したらどのくらいの差があるのかを検討してみることも大切です。

住所変更届け等を忘れずに

長距離引っ越しをする際に注意したいのが各種住所変更手続きです。「住民票」「健康保険」などの公的書類に関する手続きの中には、引っ越し前の役所で行わなければならないものもあります。
長距離で引っ越ししてしまったあとに、引っ越し前に住んでいた役所での手続きのために戻って手続きをするのは困難です。住所変更が必要なものは事前にリストアップし、余裕をもって手続きをしましょう。

最後に

引っ越しも家族の人数、荷物の量、移動する距離によってさまざま違ってきますね。何度も引っ越しをしているという方もたまにはいますが、大半はそう経験することはないシチュエーションではないでしょうか?わからないまま契約して損をすることがないよう知識はしっかりつけて臨みたいものですね。

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