エポスの過払い金請求は自分でやれ!失敗しないための注意点まとめ

エポスの過払い金請求は自分でやれ!失敗しないための注意点まとめ

エポスとは、正式には、株式会社エポスカードと言います。エポスは、クレジットカード業務とクレジット・ローン等金融業務を主な事業としています。
エポスは、母体がマルイデパートということで、ある程度経営状態は安定していて、過払い金返還原資にも特に問題はありません。ただし、最近はマルイ本体の業績も以前ほど好調でないことから、できるだけ早く過払い金請求する方が良いでしょう。

エポスとは

過払いブームの煽りにも負けずに、無利息キャッシングを武器に業界低迷を乗り切ってきました。
現在は、銀行がバックについていますので、経営自体は今後も安定すると予想されますが、母体である新生銀行自体に不安が残るところです。

自分でやる過払い金請求

まずは、取引履歴を取得しましょう。
方法としては、取引履歴請求書を作成してFAXまたは郵便でエポスに送付することになります。請求してからおおよそ1~2週間程度で手元に取引履歴が届くでしょう。

引き直し計算をする
取引履歴が届いたら、次は過払い金の計算(「引き直し計算」)をすることになります。
そして、引き直し計算をするにあたっては、
取引履歴
Excelが使えるパソコン
過払い金計算ソフト
が必要となります。

エポスに過払い金を請求する
引き直し計算を行って、実際に過払い金が発生していた場合には、その金額の支払いを求めてエポスに請求することになります。
その際には、エポスに過払い金請求書を送付します。送付方法は、FAXまたは郵便で行うことになります。

また、後に訴訟になった際の証拠としても有効的なので内容証明郵便を使用した際は、副本を保管しましょう。

エポスと電話等で交渉する
請求後は、エポスと電話等で和解交渉をすることになります。
交渉の際には、実際に発生している過払い金の額よりも低い金額での和解を求めてくることが少なくありません。とりわけ、全体の借り入れの中で一度でも完済したことがある場合には、エポスは各取引が別契約であると主張してくることがあります。この主張は、分断前の取引について発生した過払い金を分断後の貸付金に充当させないことで、過払い金の額を減らそうというものです。

しかし、過払い金を請求する側としては、取引は一連のものであると主張して満額を返してもらえるように毅然とした対応をすることを心掛けましょう。

もし、ここで満足のいく回答が得られれば、和解となり、過払い金が入金されることになります。

交渉が決裂したら訴訟で回収する

エポスとの任意の交渉で満足のいく結果が得られない場合には、過払い金返還請求訴訟を提起することになります。訴訟は、訴状その他必要書類と所定の収入印紙と郵便切手を裁判所に提出することで始まります。
訴訟になれば、最終的に判決をもらって解決することになりますが、訴訟と併行して交渉を行い、場合によっては途中で和解に至ることもあります。

過払い金が入金される

いずれにせよ、判決か和解で過払い金を勝ち取ることができれば、エポスから過払い金が入金されることになります。

エポスの過払い金請求の回収率の目安

和解
元金70% 3ヶ月後の返還
元金の70%
エポスと和解をする場合、事務所にもよりますが、元金の70%ほどで和解となることが多いようです。
しかし全額の返金はできませんので金額に納得がいかない場合には訴訟を選択することになります。
裁判をしないで和解をする場合に戻ってくる過払い金の「元金」は、「利息非充当計算」での元金です。

訴訟
満額 4~6ヶ月後の返還
元金の満額
和解金額では納得いかないという場合には訴訟が必要になります。
しかし裁判をするとなるとやはり時間はかかります。エポスの場合、第2回期日前に和解となることが多いです。
争点がない場合でも4~6ヶ月程度返還までに期間がかかりますが、その分、回収額はアップする可能性が高いです。

エポスの過払い金請求を自分でする注意点

エポスカードが利用できなくなる
エポスに過払い金請求をした場合、エポスとの取引は終了となり、エポスカードは利用できなくなります。
過払い金請求後に再度エポスカードを作ることができるかどうかはエポスの判断になります。ただし、過払い金請求後、多少の期間(1~2ヶ月程度)を空けて申し込めば、審査内容に応じてカードを発行してくれるようです。

ショッピング利用残高がある場合

エポスカードでショッピングをしてその利用残高がある場合には、その残高と過払い金が相殺されることになります。例えば、過払い金が50万円発生していて、ショッピングの残高が30万円ある場合には、実際には20万円しかお手元に戻ってきません。
もし、過払い金よりもショッピングの残高の方が多い場合には、信用情報機関が行う返済能力に関する情報(いわゆる、ブラックリスト)になる可能性もあります。そのため、ショッピングの残高を完済してから過払い金請求をすることをお勧めします。

取引履歴が開示されない場合がある

エポスに取引履歴を開示請求した場合、平成9年(場合によっては平成7年)以前の取引履歴については一切開示されません。もし、ご本人が契約書や取引履歴、取引明細をお持ちの場合は問題ありませんが、20年近くも前のものであるため、それらをお持ちの方は少ないでしょう。
取引履歴が開示されない部分については、推定計算(開示された取引履歴などを参考にして平成9年以前の取引を想像して計算すること)によってエポスに過払い金を請求することになるでしょう。
ただし、エポスの場合には、この手続きを行ってくれる場合もあるようです。

エポスが保証会社になっている銀行からの借り入れをしている場合

スルガ銀行のカードローンのうちエポスが保証会社になっている契約があります。この場合には、スルガ銀行のカードローンの利用に影響が出る場合があるようですので、事前にご確認されると良いでしょう。

エポスが保証会社になっている銀行からの借り入れをしている場合

スルガ銀行のカードローンのうちエポスが保証会社になっている契約があります。この場合には、スルガ銀行のカードローンの利用に影響が出る場合があるようですので、事前にご確認されると良いでしょう。

エポスの過払い金請求の体験談

OL時代からマルイカードを使ってショッピングしたり、お金が少し足りなくなるとキャッシングを繰り返していました。
結婚してからも仕事は続けていましたし、子供もいなかったので以前と同じように無理なく返済できる額でのやりとりをしていました。
丸井エポスの過払い金請求事例・体験談もちろんそんなことを主人は知りません。
色々と買い物をしても自分のお給料の範囲内でやりくりしているのだろうと思っているのでしょう。
しかし、予想外に妊娠してしまい、 育児休暇を取ることになってしまったんです。
自分の収入がなくなって、今まで自由に使えていたお金が急に使えないようになったことでショッピングはおろか、キャッシングの返済も出来なくなり本当に悩みました。
その時のキャッシングの借入残高は13万円ほどありました。
主人に言えばたぶん一瞬で解決する金額でしたが、どうしても言えなかったのです。

悶々と一人悩んでいるとき、ふとインターネットを見ていると司法書士事務所の紹介が目に入ってきました。
丸井エポスの過払い金請求事例・体験談そこには消費者金融からの借り入れだけでなく、カード会社からのキャッシングでも過払い金が発生している場合はほとんどであると書いてありました。
最近の借り入れではちゃんと法定内の利率しかかかっていない場合が多いが、数年以上前の取り引きは要注意であるとも書かれており、私は12~3年間マルイカード(丸井エポスカード)は借金を繰り返していたので、これに当たるのでないかと考えたのです。
その後自分で色々調べてみましたが、どうも丸井エポスは過払い金の請求には、非常に素直に満額返済してくれる会社であると知りホッとしました。
自分で丸井エポスに電話をして過払い金の返還請求をしようかとも考えましたが、色々と書類のやり取りをしなければいけないようで、主人に借金を秘密にしていましたし、妊娠しながらそんな面倒なことは出来ないと思い、依頼することにしたのです。
弁護士事務所や司法書士事務所にお願いすると費用もかかりますし無駄かなと思いましたが、安い司法書士事務所を見つけたので、そこにお願いすることにしました。

すると、お願いしてから2週間ほど経った頃、満額返還で和解したという知らせが来ました。
あまりに早い解決でびっくりしました。
借金がなくなり、56万円もお金が返ってくると言うのです。
今まで一人で悩んでいたことが本当に馬鹿らしく、一気に明るい気持ちになりました。
その事務所には基本報酬の1万円と成功報酬の15パーセントをお支払いして手元にもわずかですがお金が戻りました。
さすが専門家。
何より主人に完全に秘密に全てを解決できたことに感謝しています。

セディナの会社概要

商号 株式会社エポスカード
関連 丸井(マルイ)、ゼロファースト、スルガ銀行、エムアールアイ債権回収

債務整理・過払い金請求のおすすめランキング

  • 司法書士法人杉山事務所

    週刊ダイヤモンド誌より選出された「消費者金融が恐れる司法書士】日本一!

    週刊ダイヤモンド誌より選出された「消費者金融が恐れる司法書士」で日本一になった司法書士法人杉山事務所は、毎月3,000件以上の過払い金請求の相談実績があります。

    業界トップクラスの相談実績があり、過払い金請求に強い司法書士が多数在籍しています。

    杉山事務所は全国に大阪、名古屋、東京、福岡、広島、岡山、仙台の7ヵ所あり、幅広い都道府県に対応が可能です。また、出張相談にも対応していますので遠方にお住まいの方や事務所に来所ができない方にもおすすめです。

    特徴 ・「消費者金融が恐れる司法書士」日本一
    ・相談実績:毎月3,000件以上
    相談料 無料
    対応エリア 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、和歌山県、奈良県、兵庫県、愛知県、静岡県、長野県、岐阜県、滋賀県、三重県、福岡県、熊本県、大分県、佐賀県、山口県、広島県、島根県、愛媛県、岡山県、鳥取県、香川県、徳島県、宮城県、福島県、山形県、秋田県、岩手県

不動産の基本情報